外壁塗装の手抜き工事を見分ける方法 | 神奈川の外壁塗装口コミ

この記事の監修者

仲間 幸所有資格外壁アドバイザー

外壁塗装会社で営業を15年経験。その後、独立して外壁塗装専門の 一括見積りサイトを立ち上げる。

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下準備に時間をかけているか

外壁塗装を実施するにあたり、外壁に細かな汚れが付着していると塗装にムラが生じてしまうため、事前に高圧洗浄を行うことが一般的です。

丁寧に高圧洗浄を行うとなると意外に時間がかかるものですから、1～2時間という短時間で高圧洗浄が終了した場合には、手抜きではないかと疑うべきでしょう。

その他の下準備としては、「ケレン」と呼ばれるヤスリがけをして塗料を塗りやすくするための作業も欠かすことができません。

この作業に時間をかけなければ、後になってヒビ割れをはじめとする重大な劣化が起こりやすくなるため、確実にケレンを行っているかどうかも確認しておきましょう。

養生をしっかり行っているか

外壁塗装を行う前には、塗装の必要が無い部分に塗料が付着することを避けるため、丁寧にビニールシートを貼って養生しなければなりません。

真っ直ぐに養生が行われていないと、境目や細部に施す塗装がどうしても適当になってしまう可能性が高いため、養生の出来具合にも目を光らせておきましょう。

また、少し離れた場所にあるガレージの屋根や、駐車している車にもきっちりと養生してくれるかどうかも見ておくべきです。

塗装の回数が三回以上行われているかどうか

外壁塗装は一回の塗装だけで完了するものではなく、下塗り、中塗り、上塗りという最低でも三回の工程を経なければ完璧に仕上がりません。

下塗りには中塗りと上塗りの塗料を剥がれにくくさせるための接着剤としての効果があり、中塗りで大体の色合いを定め、上塗りで仕上げてようやく完成に至るのです。

それぞれが重要な役割を持っていますから、塗装の回数が三回に満たないまま作業が完了したことを告げられた場合には、手抜きと判断して抗議しても構いません。

塗装の回数に関しては、契約書にきちんと明記することが一般的ですから、塗装回数について契約書に記すか否かも優良な業者かどうかを判断するポイントになります。